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ウェブディレクターをしています。デザインがなかなかFIXしないで困っています。クライアントはデザインのこだわりがあり細かい変更が多いです。デザイナーも嫌がってしまい板挟み状態です。
ワークフローを見直しましょう。いきなりカンプをつくっていないでしょうか。
ウェブデザイナーの多くはPhotoshopのようなビットマップベースのグラフィックソフトでカンプをつくるため修正やレイアウトの変更が弱く負担がおもいのです。
お客さんが作りたいと思っている方向がみえる前にカンプをつくることはデザイナーに大きな負担をしいてしまいます。Photoshopでカンプをつくるのは時間も集中力もかかります。デザイナーは削られます。
デザインがうるさい場合は、流れとしては
1. ワイヤーフレーム
2.ラフデザイン
3.カンプ
のワークフローをおすすめします。1は本当に線だけでレイアウトやナビゲーション構造を決定します。ウェブディレクターの大きな仕事だとおもいます。
この1プロセスをいれることでデザインの方向や着地点が探りやすくなります。
これはIllustratorのようなベクター(ベクトル、Vector)ベースのグラフィックソフトでつくるようにデザイナーに指示してください。ベクターベースのグラフィックソフトですと、大きな修正でも少ない時間と負担で対応が可能だからです。
お客さんからみると、ベクターベースでつくるのとビットマップベースのソフトで作る違いはわかりません。ですが、デザイナーからすると修正しやすさが全くちがいます。
ラフデザインをつくるときに、テキストや画像もなるべくダミーでいれます。テキストはなるべく想定される文章に近いダミーをいれたほうがよいです。「ああああああ」というような具体性のないものは避けます。
テキストは[効果]→[ラスタライズ]をかけることでアンチエイリアスなしのテキストにできます。ただし処理が重くなります。
ロゴやデザイン処理もおこないます。レイアウトもグリッドシステムをつかって、余白などもなるべくシステマチックにつくっておきます。
これらは、Illustratorですと少ない負担でつくれます。
これで一回クライアントにみせて確認をとります。ある程度方向性がみえた時点でPhotoshopでピクセル単位でつくりこむことをおすすめします。
ここまで書きましたがクライアントによってはいきなりカンプをつくってしまうこともあります。このあたりは予算、スケジュール、社内の人的リソースによってかわってくるのが現状です。
また、ラフデザインの前にもう1プロセスをいれる場合もあります。ムードボードと呼ばれるものです。イメージの断片やざっくりとした方向性を探るのに使われます。
デザインにこだわりをもっているお客さんの場合、おそるおそる進めていくことをおすすめします。またこの傾向のお客さんの場合、最終コーディング以降も変更や修正が多い可能性があります。予算やスケジュールは余裕が必要かとおもいます(しかしながら、この手の案件の多くは予算が少ないケースが多いです)。
2007年08月25日
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