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シゴトのココロ

松永真理
小学館

松永真理さんの仕事や生き方に関する辛口だけど、共感できてしまうエッセー集。
上司に恵まれないのは会社のせいですか?というタイトルでは

「よき師」とは偶然に現れるものではなく、教えを請う側に切実感がなければ出会えない、ということである(中略)「よき師」に出会うにも、みずからの働きかけと、本人の心の準備ができていなくてはならないのである

よく人との出会いに恵まれているとか、師匠に恵まれているという人を見かける。偶然というより、一種の才能といってもよい。多くの人は、周りにも「よき師」がいても、その良さに気が付かないまま「よき師」がいないと愚痴をいっているからである。

邪魔するのはプライドですか?というタイトルも共感できる。

本当にやりたかったら、頭を下げてでもやろうとするのが本来のプライドというものではないだろうか?(中略)やり続ける勇気をもてないことを素直に認めたくないから、プライドという言葉で自分をごまかしているのである。

本当に厳しく、こころにずっしりくる。言い訳のためのプライドは本当に捨ててしまったほうがよい。

ブックデザインの祖父江慎さんのゆるいデザインとの対比のバランスがよい。
厳しいけれど、やさしい視線のエッセー集。できれば20~30代の男性に読んで欲しい。

シゴトのココロ
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2006年12月15日

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