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戦うWebデザイン―制約は創造性をはぐくむ
エムディエヌコーポレーション
ジェフリー ・ヴィーン
自分のジャンルの歴史は知っておきたい
2001年に出版された本だが、すでにウェブ標準やテンプレートを使った動的サイトの有用性を先取りした本になっている。今こそ読むべし。この本の理論は実際にHotWiredで実践され、いまのCSSレイアウト時代の地平を切り開いた。
第1章のWebデザインの歴史では、HTMLの原型であるGMLの開発のエピソードがでてくる。情報を検索できるために、データにタグをはさんで構造化したものがGMLである。1969年のことである。開発者はこの原理をもっと古い出版のシステム(植字工への記号による割り振り)からヒントを得たという。いかにWebシステムが過去の歴史の知恵や技術の積み重ねによっているかが分かる。
Webでは流れが早いといわれるが、このように歴史を参照していくと基礎の部分はかわっていなく成熟した技術がベースなのである。Webデザイナーの方なら、自分のジャンルの成り立ちを知っておきたい。ウェブがいろんなレイヤーの上にたって成立していることを知るだろう。
前書きに、Douglas Bowman、Jesse James Garret、Jeffrey Zeldmanの名前がでている。2006年のいまだからこそ読み返すと感慨深い。
2006年12月07日
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