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増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門

再び帰って読む価値がある本

著者の結城浩さんは分かりやすいプログラミング入門書を書く方である。

氏の著作の中でもダントツにおすすめなのが2冊ある。
『新版Perl言語プログラミングレッスン入門編』(レビューはこちら)と今回ご紹介する『増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門』である。この二冊はぼろぼろになるまで繰り返し読み込んだ。旧版も含めて何度読み返しただろうか。読み返すたびに発見をもらえる本である。

プログラミングの設計でデザインパターンという考え方がある。経験が凝縮されたクレバーな設計のカタログ集である。もともとは建築家のクリストファー・アレグザンダーのパターンランゲージという概念をソフトウェアに応用したもの。

最初にこの本を読んだとき、本当に難しかった。最初のイテレーターパターンから意味が分からない。一時間同じコードをみても訳がわからなかった。クラスやインターフェイスを複雑に使った抽象度の高いコードだったからだ。

数年後、経験をつんで再び帰って読み返すとすごく分かる。
優れたコードをみると、デザインパターンというのは使われているのである。なので、経験をつんだあと、また本書を読むとなるほど~と分かるところが増える。

ActionScriptやAjaxを実装している人ならばオブザーバーパターンを真っ先に読んでほしい。イベントリスナーの意味が本当に良く分かる。イベント系の既存のクラスがどういう風にできているかが分かるだろう。

増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門
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2007年01月04日

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