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Java言語で学ぶリファクタリング入門
結城浩
ソフトバンククリエイティブ 2007
リファクタリングとは外部からみたプログラミングの振る舞いを変えずにコードを改善して、クリーンで読みやすく変更・追加しやすいコードにする手法のことである。
マーティン・ファウラーが名著『リファクタリング』という本で70のコード改善の手法を提唱した。コンストラクタをFactory Methodに置き換える手法などデザインパターンと重なる部分も多い。
この本は実際に動作するJava言語のコードを使って解説してくれる。難しい洋書の名著をやさしく噛み砕いて紹介してくれる点で『増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門』と同趣旨のものである。
デザインパターン入門よりやさしめであり、さらっと読めてしまった。といっても奥が深くまた再度戻って読むと発見がありそうな本である。おそらく今後も何度もこの本と向き合うことになるのだろう。結城浩さんの本らしく分かりやすく、丁寧で、良い意味でしつこい。図解もこれでもかというくらい多い。
最初に良くないコードが示され、それを1ステップづつ修正していくという構成になっている。最初は戸惑ったが、途中からはこのリファクタリングのリズムが読んでいて快感になってきた。テトリスのブロックのようにカチッカチッと余計なコードが消えて美しいコードに変わってゆく。プログラミングは楽しく甘美である。
リファクタリングの手法を15本に絞った本なので続編も楽しみにしたい。
2007年02月26日
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