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パックマンのゲーム学入門

エンターブレイン
岩谷徹

パックマンの生みの親でゲームデザイナーである岩谷徹さんがゲーム制作論を語った本。

1980年代のナムコは黄金時代ともいわれ、他のメーカーを圧倒した。パックマン、マッピー、ゼビウス、ラリーX、ドルアーガーの塔、ギャラクシアンなど錚々たるラインナップである。

筆者はもろにその世代でハマッた人間なので、副作用で最近のプレイステーション系の複雑なゲームはついてゆけなく、おもしろさが分からない。

出荷前ぎりぎりにゲームスピードを倍に変えた話や、社長にモンスターの色を一色に統一しろと命令されてもなんとか食い下がって企画を通した話、迷路の壁をななぜ白抜きにしたのかの理由、もし、どれかが欠けていたらあのパックマンのヒットはなかっただろう。

本の後半は対談集がたっぷり。任天堂の宮本茂との対談がおもしろい。ゲームバランスやマーケティング不要論、過剰な演出不要論、チームの和にこだわりすぎることの弊害などを語っている。

この対談の中で宮本氏はパワーエサを食べた瞬間に一瞬とまる動きに影響を受けたと語っている。鋭い指摘である。

ウェブ制作とゲーム制作はスクリーン画面を通してユーザーとコミュニケーションをするという点では共通であり学ぶところが多い。

パックマンのゲーム学入門

2007年02月05日

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