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オブジェクト指向スクリプト言語Ruby

まつもとゆきひろ
アスキー 1999年

Rubyは近年のウェブアプリケーション制作で最も注目を集めている言語である。

生ける伝説であるまつもとゆきひろさんが1993年に発表した言語である。93年というとJava1の発表より1年早い。

Rubyは最初からオブジェクト指向を設計した言語でコードが美しい。Perl、Smalltalk、Python、Eiffelの良いところを継承している。バージョンが上がるたびに複雑怪奇になってゆく言語が多いなか、Rubyはその美しさ、スリムさをキープしている。

本書は1999年に発売されたものでRubyの作者による本格的な言語仕様の本である。Rubyの原典である。1ページ1ページが濃厚である。

随所にまつもとゆきひろさんのプログラミングの哲学や知恵が顔をだす。例えば、ループ処理で途中でreturnで抜けることのメリット、4章の継承に関する記述も継承の副作用(スーパークラスとの癒着や多重継承の問題点)に関する記述、正規表現とはミニ言語であるという指摘など。慎ましくもあり、軽快な語り口。また欄外の補足が結構楽しい。

オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby

2007年02月26日

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