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DOM Scripting 標準ガイドブック ~やさしく学ぶ、JavaScriptとDOMによるWebデザイン

Jeremy Keith (著)
中村 享介 (監修)
吉川 典秀 (翻訳)

ウェブデザイナー向けのJavaScript、DOMの実践本

ウェブデザインの黎明期から数は多くないもののウェブデザイナー向けのJavaScriptの本は何冊かあった。本書は間違いなくそのなかでベストな一冊だろう。

単に、JavaScriptやDOMの基本的な解説だけでなく実際のウェブデザインに落とし込んでいる内容で読んでいて楽しい。なぜJavaScriptやDOMが必要かをデザイナー向けに説いている。

例えばイメージギャラリー(フォトアルバム)をつくるのだが、最初はわざと古いHTMLにJavaScriptを埋め込む方法で実装し章を重ねて、HTMLとJavaScriptを分離していく実装にかえてゆく。コードごとに一行一行じっくり解説するスタイルでコードに慣れてない人には頼もしい。

コードは徹底してJavaScriptのOFF環境を配慮した内容である。HTMLに依存せずエラーがでない配慮がされたコードになっている。

見出しの次の段落だけCSSをかける方法や、HTMLのなかの特定の属性をぬいて、表示させる方法、表の行にロールオーバーさせる方法やナビゲーションの現在位置をかえる方法など、どれも実践的な内容である。入門書にありがちな読んだけど何も作れないということがない。

11章はサイト全体をJavaScriptとDOMで実装する総まとめ的な内容になっている。コードに慣れており、時間がない人は11章、12章だけ読むだけでも大きな収穫があるだろう。

和訳も読みやすく強くおすすめしたい。CSSの次のステップに進みたいコーダーやマークアップエンジニア向けの良書。クロージャー、クラス、継承などには触れていないのでウェブプログラマー向けの本ではない。



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2007年12月22日

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